シクロクロスC1昇格への道のり ②機材 その3ブレーキ

ブレーキについてはさらっと

 

 

油圧式ディスクブレーキがいいです!以上

 

 

僕の自転車はカンチブレーキです。

そもそも現在自転車のブレーキにはいくつか種類があります。

・ディスクブレーキ(油圧式/機械式 )

カンチブレーキ

Vブレーキ

キャリパーブレーキ

 

それぞれに利点欠点があり、シクロクロスでは主にディスクブレーキとカンチブレーキが使用されています。理由は泥詰まりのしにくさです。一度だけロードバイクキャリパーブレーキ)で出走されている方を見たことがありますが、案の定ブレーキ周辺にいろんな物が詰まってました。

 

 

さて、使用しているカンチブレーキについて書きます。

カンチブレーキの特徴は

・構造が簡単

・泥詰まりしにくい

・リムでブレーキを行う

といったところでしょうか。

 

構造が簡単なためパッドなどの交換やブレーキの開放が手っ取り早くできます。しかし、ブレーキの開放という点なら、そんな操作がそもそもいらないディスクブレーキの方がいいです。

 

大きく開いた作りのため泥詰まりしにくく、泥詰まりが原因でブレーキ性能が落ちたという経験はありません。僕が鈍くて気づいていないだけかもしれません。

 

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重要なのがリムブレーキだということ。利点はホイールがロードのキャリパーブレーキで使っているものと併用できる点。欠点はリムをガンガン削ってしまう点。

利点のおかげでロードフレームでシクロクロス用のホイールを使いこともしばしば。

 

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Rapha Prestige kuju

また、ワイヤーの配置一つでブレーキの効きや握りの軽さが変わってきます。これは、どの種類のブレーキにも言えることだと思いますが、ことカンチブレーキにおいて、その差は大きいと感じています。僕には専門知識がないので、詳細は控えます。写真で分かる人はわかると思います。

 

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ブレーキの握りが軽いというのは、競技をするうえでアドバンテージになります。ブレーキに力が必要だと、それだけで手や腕、肩に力が入り、そのダメージが後半効いてきます。僕は、above bike storeにて写真のセッティングにしてもらってから、上半身をリラックスさせたままレースを走り切ることが出来ました。これは自分自身盲点でした。競技をされない方でもブレーキが軽いというのは楽に乗れるのでとても重要なことだと思います。よかったら見なおしてみてください。

 

「カンチってどう?」と時折聞かれますが、僕は初めに乗ったスポーツバイクがカンチだったので、何も不自由なく乗ることが出来ました。しかし、初めて乗る方は制動力に不安を感じるそうです。とはいえ、数年前まで世界チャンピオンも全日本チャンピオンもカンチだったんですよ。競技をするうえでディスクじゃないとだめということはないと思います。

 

最後に大事なことを書きます。いろいろカンチブレーキについて書きましたが、冒頭にもあるように油圧式ディスクブレーキが一番だと思っています。機材を変えることがあったら間違いなく油圧式ディスクにするでしょう。あれは良いです。

 

→②機材 その4(タイヤ)