タイヤについて少し書きます。
現在IRCTIRE SERAC CXシリーズをコースによって使い分けています。
【SERAC CX】
芝・土など結構どこでも対応できるオーソドックスなモデルです。
使用コース
新城、富士山、WNP、各務原、宮島、さぬき、愛知牧場、大野極楽寺、希望ヶ丘、マキノ、紀ノ川、広島、小貝川、宇都宮
【SERAC CX MUD】
泥を中心に高いグリップ力を要求されるコースに向いています。前輪だけに使用する方やセンターノブをカットして抵抗を減らしたりする方など使い方に多様性が見られます。
使用コース
野辺山、マキノ、烏丸半島×、愛知牧場△、各務原
【SERAC CX SAND】
砂を走る場合や、ハイスピードなコースで有効なモデルです。後輪だけに使用する方やこのタイヤでロードレースに出場する方などスピードを求めて使用する例を多く見ています。
使用コース
WNP、通勤(通勤やツーリングには最強のタイヤだと思っています)
【SERAC CX EDGE】
CXとSANDの合わせ技なドレッドパターンを持つモデル。抵抗を減らしてスピードを維持したいけど、コーナーは不安なのでノブが欲しいという、いいとこどりなタイヤ。昨シーズンの終わりに発売されたものなので、まだ使用例はすくないと思います。今シーズンはこのタイヤをメインに使っていきます。野辺山やマキノ以外はこれ一本でいいんじゃないかなとさえ思います。
使用コース
WNP、小貝川
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シクロクロスを始めた年はクリンチャーを使っていました。理由はクリンチャーしか使ったことがなかったからです。2年目に104サイクルでチューブレスを勧められ使用しました。そして、そのしなやかさや転がりの軽さに驚きました。とは言え、チューブラーの方がよりしなやかでグリップがいいという話は聞きますし、実際に乗せてもらって実感もしています。チューブレスかチューブラーのどちらを使うかは人それぞれだと思います。僕は
・着脱のしやすさ
・種類の豊富さ
・価格
でIRCのチューブレスを使用しています。また、IRCにはxgardという対パンク性能が高いモデルもあります。自分の体重やタイヤのしなやかさの関係から僕は使用していませんが、それらを選択肢に入れるのも一つの手かと思います。
ここまでタイヤの種類について書きましたが、レースにおいてタイヤの種類と同じくらい、もしくはそれ以上に重要になってくるのは、空気圧です。コースによって低いと1.0bar、高いと2.0barくらいで走ります。空気圧は低いとグリップが稼げますが路面抵抗は大きくなり、高いと舗装路等でスピードに乗せれますが、滑りやすく、路面からの突き上げも大きくなります。このトレードオフを模索するのもシクロクロスの醍醐味です。調整には、数値を細かく測るための空気圧計が必要です。僕はPanaracerのディジタル空気圧計を使用しています。
体重を考慮しながら、周りの選手の空気圧を聞いてみると面白いかもしれません。
ではこのへんで。