東海シクロクロス 2023-24 千石公園 Men Elite1 2024/2/25

Men Elite1

13位/39名出走(33%)

photo by youkan

レース当日の食事

8:20   カフェオレ(BUCYO COFFEE)

8:40   マッサマンカレーエスキーナ)

10:00  五平餅

10:45  バナナ

12:50  アスリチューン(黒)

午前中を通して水を500mlほどこまめに飲む

レースは13:10から

 

レース時の車載GoPro動画↓

youtu.be

今シーズン最後のレースは初開催の千石公園。豊田スタジアムに隣接する公園は気持ちいい程フラット。ドライであればパックでレースが進むコースだと思われるが、前日から降り続いた雨により、マッドコンディションになった。

photo by youkan

ゼッケンNo.15でスタート2列目真ん中。序盤は10位前後のパックで進む。途中から吉元さん、真人さん、梶谷さんと前後を行ったり来たり。泥は轍を通すだけでなく、コーステープきわきわにいい路面が残っていたりと、コース幅の至るところに発見があり楽しい。しかし、脚を緩めると途端に速度が下がるため、パワーが要求される。

photo by Kikuzo

 

残り周回わずかとなったところで、前にまさおさんが見える。今シーズン近くを走ることが何度かあったため、負けたくないところ。吊りそうな脚にムチを打ち、ラストスパートをかける。が、追い付くことは叶わず1つ後ろでフィニッシュとなった。

photo by Y.Kato

悪くはなかった。だが、いいところも特別なかった。この地味な走りの平均値が上がれば、安定して上位に絡めるのだろう。そのためには体を強くするのが一番であることはわかっている。

一人周りとラインが異なる  photo by youkan

泥でのライン取りは上記に記載した通り、いろんな発見がある。上の写真を見ていただけるとわかるが、一人流れに乗っていない選手がいる。自分だ。この直線は写真のさらに下まで続いており、順位変動がよく起きていた。自分は進行方向左寄りにラインを取り、時折杭の間にある芝を踏んでいた。こうして写真を振り返ると、似たことをしている選手がほぼ見当たらなかった。これは「自分だけがいいラインを見つけていた!」ではなく、「最短距離が結局早い」「他に速度を乗せやすい路面があった」ということのような気がする。コーナーばかりを観戦し、直線を見ていなかったことがよくなかった。自分の走りに活かすための観戦であれば、満遍なく見ることも必要だと感じた。

 

 


さて、今シーズンも大きな怪我なく、走りきることができました。
大会運営の皆様を初め、応援してくださった方々、素敵な写真を撮ってくださったフォトグラファーの方々、そして同じコースを走った全ての選手の皆さんありがとうございました!また次のCXシーズンで!

出店されてた五平餅美味しかった photo by Kikuzo


タイヤ
IRC SERACCX MUD 1.60bar
体重57kg

関西シクロクロス 2023-24 二色の浜 JCX Men Elite1 2024/2/11

Men Elite1

30位/60名出走(50%) -1lap

photo by herajica

レース当日の食事

7:00   R1(飲むヨーグルト)、バナナ

10:20 サンドイッチ、フリッツ

11:20  マッサマンカレーエスキーナ)

13:30  えね餅

14:30  アスリチューン(黒)

午前中を通して水を700mlほどこまめに飲む

レースは15:00から

 

レース時の車載GoPro動画↓

youtu.be

 

今シーズン唯一の関クロ参戦となったのは初開催の会場:二色浜。砂と松林というとマイアミのようだが、その実は大きく異なっていた。細かなアップダウンとふかふかで長い砂はきついが走り応えのあるコースだった。

松林はコースに小さな起伏がたくさんある  楽しい

ゼッケンNo.29で4列目右端。スタートは可もなく不可もなくで、流れに乗っていく。今季カテゴリ1に昇格したタクミ君やシマノ神谷君の近くを走る。似た位置を走る選手層の中では砂でのアドバンテージを感じることができた。

砂は好き photo by herajica

コース外から聞こえてくる順位を頼りに目標の30以内を目指す。次の80%ラインで切られそうというタイミングで『29位』と告げられ、気合いを入れたところに現れたのはコッシーさん。松林をスムーズにこなす走りに学びが多かったが、砂には自分が前で入りたいため、舗装路でアタック。しかし、『前には出すまい』ととてつもないケイデンスで対抗され(コッシーさんはシングルスピード)、後ろに付いたまま最後の砂に突入した。結局砂で追い抜くことは叶わず、そのまま80%outとなった。

階段後のリマウント photo by herajica

正直最近乗れていなかったこともあり、自信がなかったが、砂での手応えに自尊心を保つことはできた。それゆえに、もっと準備ができていたらという悔しさが強かった。

関西はもちろんのこと、東海や関東の友人から応援してもらえることも多く、終盤のヘロヘロな場面でも気持ちを切らすことはなかった。ありがとうございました!

photo by herajica

今回プラスして書くことといったら力の配分だろうか。

ここまで長い砂だと乗車だろうがランニングだろうが脚にくる。そして、遅くなりやすいセクションである。一方、松林区間は差がつくといっても砂ほどではない。このため、松林で休み砂で追い込む走りを意識していた。こう書くと、松林は適当に流していると思われがちだが、試走は砂以上に回数をこなした。休むためにどこからペダリングを止めるのか、脚を止めても早く曲がれるラインはどこか、といったことをいくつか試した。最後まで納得のいかなかったコーナーもあったが、あそこは良かったというものがいくつもあった。…それでも遅い。

 

 


次は東海CX豊田、これが今シーズン最後。楽しく走って締め括りたい。

 

タイヤ
IRC SERACCX EDGE 1.40bar  +  INNER SAVER
体重57kg

東海シクロクロス 2023-24 愛知牧場 JCX Men Elite1 2024/1/21

Men Elite1

42位/57名出走(73%) -5lap

photo by KIkuzo

レース当日の食事

7:00    バナナ、紅茶

7:30    赤飯おにぎり、肉まん

9:50    鳥すき焼き丼(ブチョーコーヒー)

10:10  カフェオレ(エスキーナ)  

13:00  アスリチューン(白)

午前中を通して水を500mlほどこまめに飲む

レースは13:10から

 

レース時の車載GoPro動画↓

www.youtube.com

約1ヶ月ぶりなCXレース
前日から降り続けた雨によりマッドコンディションとなったコースは、難しくも楽しいものだった。楽しく走れはしたものの、ウォーミングアップが足りておらず、一周目途中からレッドゾーンに突入。30分しか走れていないのに後半はヘロヘロだった。最後にまさおさんを目標に追い込み、何とかそれらしい形にはできた。

photo by kikuzo

JCXということで、関東関西から知り合いが多く参戦&観戦していた。それだけでも十分楽しかった。

やらかし~  photo by herajica

今回は泥レースでの準備の話を少し

機材もウェアも汚れるが泥にしかない楽しさがある photo by herajica

泥コースの場合、試走をすると当然のようにバイクもウェアもシューズも泥まみれになる。すべてに替えがあるならいいが、多くの人はそうでないはず。そうなると取れる選択肢がいくつか出てくる。

①試走をして、レースまでに洗車や着替えを行う。

②試走をして、そのまま出走。

③試走をせず、きれいな状態で出走。

 

①について、これが本来あるべき姿だと思う。しかし、試走からレースまで時間がない場合、洗車や着替えが不十分になることや、招集に間に合わないリスクがある。また、洗車をしたことでチェーン等のオイルも洗い流してしまい、見た目はきれいだが性能が残念な状態でスタートすることもある。これは注油まで行えばいいだけの話だが、やっていない人を何人も見かけている。

 

②について、自分はこれをやることが多い、「試走はしたい。だが、①のリスクを取りたくない。」という状態だ。何せ東海CXは、試走の終了間際からME1の招集が始まる。試走して、洗車して、着替えて、をする時間を考えると、結局試走の時間があってないようなものだ。そのための妥協案。泥のついた機材でのスタートは、精神衛生上よくないので(もちろん機材性能上も)、ブラシ等でざっくり泥を落とすことが多い。「走り出したら結局泥まみれになるんだから一緒だよ」というのが本音でもある。

 

③について、今回はこれをとった。正直なところ「試走はするべき」という意見があるのはわかる。ごもっともだ。だからこそ、いくつかの条件を満たしたときしか行わない。その条件とは

・始めて走る会場ではない。

・全てのセクションを当日確認し終えている。

・試走から召集まで時間が短い。

この辺りだ。初めて参加する会場では、いくら事前情報を仕入れていても、イメージと実際が異なることが多々ある。これで試走なしというのはいただけない。また、走ったことのある会場であっても、コースは毎年多少変化する。そのため、自分の走るレースの前のレースをとことん観察する。今回、2週間前に練習で走った上段セクションも確認しにいった。午前中の歩行距離は相当なものだった。それでも価値はあった。このレースの観察は泥でなくても有意義なので、おすすめしたい。

 

といろいろ書いたが、まだやれることはあるだろう。そのあたりを考えるのもCXの楽しみの一つといえる。「そういうのもあるのか!?」という発見に出会えると嬉しい。

 

1周目 バイクもウェアもきれい photo by herajica

 

次は関西二色浜、もう少し準備をして臨みたい。新しい会場が楽しみ!

タイヤ
IRC SERACCX MUD 1.55bar
体重58kg

東海シクロクロス 2023-24 糸貫根尾川スポーツ広場 Men Elite1 2023/12/17

Men Elite1

9位/18名出走(50%)

photo by Kikuzo

レース当日の食事

8:00   起床

8:40   ヨーグルト、菓子パン

10:10 カレーきしめん(ブチョーコーヒー)

11:30 ぜんざい(もち3個)

13:00  アスリチューン(黒)

午前中を通して水を500mlほどこまめに飲む

レースは13:20から

 

レース時の車載GoPro動画↓

www.youtube.com

実家から近い会場は、河川敷に自転車道が整備されたばかり。北上すれば谷汲や薄墨桜、南下すれば市街地に出ることができる。自転車での移動にいい道ができていた。

photo by Kikuzo


レースはゼッケンNo.6で1列目左端。スタート前のタイヤチェックではオチ担当になった。スタートで久しぶりにミス。クランクを2周回してようやくクリートキャッチ。後ろからスタートした、U23全日本チャンプの柚木選手が、左から速度差をつけて抜いていく。

photo by Kikuzo

1周目終わりにはバラけ、1,2位と3位集団,その後方という構図に。自分はその後方。前を行く大原さんに何とか追い付こうとするが、周回を重ねるごとに2秒,3秒と離れていく。ラスト2周、先頭からlapされることに怯えていると、後輪がスローパンク。インナーセイバーを入れていたおかげで、走行はできた。最終周回でバイク交換をして、ギリギリフルラップ完走となった。

photo by Kikuzo

レースが進むにつれて、コーナーの攻め方を詰めることができ、楽しくなっていった。一方で、攻めた結果路面の石にタイヤをぶつけることもあり、パンクに繋がってしまった。このトレードオフのバランスが難しくも面白い。

photo by KIkuzo

今回のレースでは、踏むセクションと休むセクションを意識して走っていた。1時間のレースを全開で踏み続けられるのであれば問題ないが、そうはいかない。そこで、踏むべきところを見定める。主に以下の点

・コーナーから直線への立ち上がり

・砂や泥の直線

・登り

逆に休んでいるところは

・連続コーナー

・トップスピードに乗せた後の直線

力を出すことで「タイムを削る割合が大きいところ」を意識しているつもり。

今回のコースは直線が多かったため、直線に入ってすぐはバイクを振ってガンガン踏んでいた。また、コース序盤のコーナーは走行ラインだけ意識して、脚を休めていた。頑張りどころを決めておくのも一つポイント。

 

 

 

本当のトップ選手はずっと高出力なんですけどね~。以前日本のレースに来ていたAnthony Clark選手なんかは、すべてのコーナー立ち上がりでもがいてましたね・・・

 

 

 

年内のレースはこれで終了。よいお年を。
また新年お会いしましょう!


タイヤ
IRC SERACCX EDGE 1.50bar
+ INNER SAVER
体重57kg

シクロクロスミーティング 2023-24 南信州 Men Elite1 2023/12/10

Men Elite1

6位/10名出走(60%)

photo by Miki Oomori

レース当日の食事

6:00   卵かけご飯、豚汁

10:00 おにぎり×2、バナナ

11:00  草餅

12:00  inゼリー

12:50  アスリチューン(黒)

午前中を通して水を500mlほどこまめに飲む

レースは13:00から

 

レース時の車載GoPro動画↓

www.youtube.com

 

初めましてな南信州。中津川に引っ越したことで最寄りの会場となった。また、好きな砂セクションがあるということで、楽しみにしていた。

ME1&WE1&MJの同時出走となった photo by Miki Oomori

 

レースはWE1,MJと同時スタート。ゼッケンNo.8で1列目左。
序盤は先頭パックに着いていく。しかし、オーバーペースであることは明らかで、1周目終盤に離れる。

photo by Miki Oomori

その後単独走が続き、精神的に修行の様相を呈してくる。(笠原さんに言われて『そうか、これは修行だ。』と納得) 最終周、出し切った?と思われる兼子選手をかわしフィニッシュ。67分も走っていた。

photo by Miki Oomori


砂セクションをほぼ乗って行けたことと、レース全体のペース配分が出来たことは良かった。だが、レベルアップを目指すなら、オーバーペースでも先頭パックに着いていくべきだったと感じた。

静かだが、レースはハードな信州。この雰囲気もまた好きだ。

photo by Miki Oomori

前回のWNPで書いた砂での走り方を意識して走っていた。その他にレース観戦していた方から「シケインでのランニングが早かった!」と褒めていただけた。ここも意識していることがあるので書いておく。

 

バニーホップが出来ればそれに越したことはないが、現在練習中(サボりがち)のため、出来ない。シケインを越えるときの降車や乗車のテクニックは多く語られているので割愛する。個人的に人と違うと感じているのは、降車する際のスピードだ。

自分はシケイン前だからと言って、ブレーキで速度調整をすることがほぼない。走っている速度(むしろ周りが減速していたら自分は加速して)のまま降車して、その勢いに任せてシケインを飛び越える。正直脚へのダメージはあるが、そのダメージはペダリングで使う筋肉へのダメージではない。だから思いっきり行く。難点はレース終盤だ。この降車という動作が起点となって、足を吊ることがある。まぁそこまで追い込めているなら、この速度での降車でなくても吊るので、気にはしていないのだが。

いつもの photo by Miki Oomori


タイヤ
IRC SERACCX EDGE 1.50bar
体重57kg

東海シクロクロス 2023-24 ワイルドネイチャープラザ Men Elite1 2023/11/26

Men Elite1

6位/28名出走(21%)

photo by Kikuzo

レース当日の食事

8:20   玉子サンド、カフェオレ(ブチョーコーヒー)

10:20 トマトパスタ(ブチョーコーヒー)

13:05  アスリチューン(コーヒー)

午前中を通して水を500mlほどこまめに飲む

レースは13:10から

 

レース時の車載GoPro動画↓

www.youtube.com

 

やっぱりWNP好きだ

ゼッケンNo.6で1列目左(第1コーナーアウト側)スタート
イン側のごちゃごちゃを避けたかった。

photo by youkan

 

スタートはまずまず。4番手ほどで第一コーナーに入る。序盤は大原さん&礼君とパックになり展開。砂で礼君が遅れたことを期に大原さんと2人に。

photo by Kikuzo

 

得意不得意を探りながら3周程こなして、『このままいって終盤あの砂区間で飛び出そう』と企んでいた。ただ、安易な作戦が簡単に通用する相手ではないことをわかっていなかった…

大原さんは単に脚を貯めていただけ。ピット裏のストレートで前に出ると、そのままペースを上げて見えなくなった。『これがレジェンドの組み立てか』と完全にやられた。

photo by Kikuzo

 

その後、後ろから迫る岡さんから逃げ、先頭をとんでもないスピードで走る竹内選手から逃げ、何とかフルラップ完走することができた。

 

 

 

 

 

砂セクションは好き photo by keitsuji

 

さて、ここで砂セクションがあるコースで意識していることを。

砂は基本的に低速になりがちです。「遅く走らない」の原則に沿いましょう。

砂以外のセクションで多少遅くなってでも、砂を速く走った方がトータルで早くなることが多いと言えます。では、砂を速く走るためにはどうするといいのか。

個人的には

・タイヤの空気圧を低く

・砂への侵入速度を上げる

ペダリングよりも轍のトレースを優先

・後ろ荷重

・速度が落ちきる前に降車

この辺りを意識するといい感じです。

あとは経験あるのみ。たくさん走って、うまい人の走り方を見て、上達していきましょう。

 


タイヤ
IRC SERACCX EDGE 1.40bar
体重58kg

SuperCrossNobeyama Day2 2023/11/19

Men Elite1

48位/98名出走

photo by hiroyo.okubo

レース当日の食事

8:15~   朝食(宿)

昼試走前 インゼリー

14:10 アスリチューン(黒)

午前中を通して水を500mlほどこまめに飲む

レースは14:40から

これにプラスしてご飯&味噌汁、コーヒー

レース時の車載GoPro動画↓

youtu.be

午前中に後半の林間セクションを入念に観察していた。動画だと15:00辺り。

 

MJやME2のトップ選手がどう通過するのか。速さと体力の消費、成功確率を見て、乗車してクリアすることが、リスク小だとと感じた。試走で何度も走って試すのもいいですが、観察して、試すのは1、2回というのもありだと思います。その点で見ると、カテゴリ1以降にレースがある人は、気になるセクションだけをピンポイントでじっくり観察して、レースに臨むと面白いかもしれません。

 

photo by keitsuji

photo by keitsuji

辻さんのカレンダー滑り込みで買えました


tire

IRC SERACCX MUD 1.60bar
57kg